問い合わせ対応の負担を減らしたい、営業時間外にWebサイトを訪れた見込み顧客にも答えたい。こうした理由でAIチャットボットを検討する中小企業が増えています。ただ、製品によって設計の考え方が異なります。FAQを起点に回答するもの、Webページや資料を読み込ませて生成AIが回答するもの、シナリオ型と生成AI型を組み合わせるものなどです。料金も、アカウント数・サイト数・会話数・QA数など課金の単位がまちまちです。機能一覧を見比べるだけでは、自社に合うかどうかを判断しにくいのが実情です。
本記事では、BtoBの中小企業がAIチャットボットを比較するときの選び方の軸を整理し、主な製品の特徴と公式サイトに載っている料金情報を同じ観点で並べます。特定の製品をすすめるものではありません。自社の状況に照らして候補を絞り込む材料としてお使いください。
2026年10月時点で各社の公式サイトに掲載されている情報をもとにしています。最新の料金・仕様は各社公式サイトでご確認ください。
AIチャットボット比較で押さえたい選び方の軸
AIチャットボットを選ぶときは、機能の多さより「自社の問い合わせを、どの方法で、どのくらいの手間で減らせるか」を基準にすると判断がぶれにくくなります。次の観点で候補を比べることをおすすめします。
- 用途:社外向けか社内向けか 顧客・見込み顧客からの問い合わせに答えるのか、従業員からの総務・人事・ITなどの質問に答えるのかで、設置場所(Webサイト、ビジネスチャット、LINEなど)や求められる回答の正確さが変わります。最初は対象をどちらかに絞ると、比較の基準が定まります。
- 回答の作り方:Q&A・シナリオ・生成AI 登録したQ&Aで答えるFAQ型、選択肢で案内するシナリオ型、Webページや資料を読み込んで生成AIが答える型があります。問い合わせが定型的ならFAQ型・シナリオ型が、言い回しのばらつきが大きく資料がそろっているなら生成AI型が候補になります。両方を組み合わせられるかも確認しておきたい点です。
- 回答品質の管理方法 生成AIは、誤った内容をもっともらしく答えることがあります。回答範囲の制限、出典の表示、回答できなかった質問のログ確認、有人対応への切り替えなど、品質を管理する手段がどこまであるかを確認しましょう。
- 料金の単位と総額 月額費用だけでなく、初期費用、契約形態(月契約か年契約か)、ユーザー数・サイト数・会話数・QA数といった課金の単位、連携オプションの有無で総額は大きく変わります。税抜・税込の表記も製品ごとに異なります。
- 運用体制とサポート 導入後も、FAQや資料の更新、ログの確認が続きます。社内で誰がどのくらいの頻度で運用するのか、ベンダーのサポートがどこまで支援してくれるのかを導入前にすり合わせておくことが重要です。
- セキュリティとデータの扱い 登録したデータが外部AIの学習に使われるかどうか、管理画面のアクセス制限やシングルサインオンに対応しているかなどを、自社の情報管理ルールと照らし合わせて確認します。
資料を読み込ませて回答させる方式では、社内RAGと同じように、元データの整備状況が回答精度を大きく左右します。データ整備や精度評価の考え方は社内 RAG 導入の判断基準とは?データ整備と精度評価を解説も参考にしてください。
主なAIチャットボットの特徴と料金の掲載内容(製品別比較)
ここからは、各製品を「主な機能」「料金の掲載内容」「向いている会社」という同じ観点で整理します。料金は各社で表記(税抜・税込、月契約・年契約など)が異なるため、数字をそのまま並べて比べるのではなく、条件をそろえて見積もりを取ることをおすすめします。
ChatPlus(チャットプラス)
ChatPlusは、自社データと生成AIを組み合わせた高精度のAI回答を打ち出しているチャットボットです。
主な機能
- 公式サイトでは、独自AIがハルシネーション(幻覚)を制御するとしています。
- 機能一覧には、シナリオ設定、担当者ルーティング、IPアドレス制限、SSO、多言語対応などが並んでいます。
- 生成AIを中心にした上位サービスとして、AI Agent Plus(旧AIチャットボット)が別に案内されています。
- AI Agent Plusは、資料のアップロードやURL指定で構築でき、ハルシネーション制御や有人への切り替えにも対応するとしています。
- AI Agent Plusは、BoxやSharePointとのデータ連携にも対応するとしています。
料金の掲載内容
- 通常プランは初期費用0円で、月額1,500円〜と掲載されています。
- ミニマムプランは月契約で1,980円/月、年契約で1,500円/月です。
- シナリオ型の運用を想定したビジネスライトは、月契約10,800円/月、年契約9,800円/月です。
- フリーワード応対に対応するAIライトは、月契約54,000円/月、年契約50,000円/月です。
- 学習作業不要をうたうオートAIプランも用意されています。
- AI Agent Plusは初期費用0円・月額制のサービスと案内されています。
- 連携オプションとして、SalesforceとLINEがそれぞれ10,000円〜/月で掲載されています。
- オペレーター数について、無人応対の場合でも1オペレーターが必要と明記されています。
- 料金表の金額はすべて税抜価格と明記されています。
- 無料トライアルは10日間と案内されています。
- 全プランでエキスパートのサポートを受けられるとしています。
向いている会社
- まずはシナリオ型や有人チャットから始め、段階的にAIによる応答へ広げたい会社
- プランを切り替えながら、分析機能やセキュリティ設定を必要に応じて追加したい会社
- 社外向けと社内向けの両方の問い合わせ対応を、将来的に同じ仕組みで扱いたい会社
参照:ChatPlus 公式サイト/AI Agent Plus 公式サイト
Tayori(タヨリ)AIチャットボット
Tayoriは、フォーム、FAQ、AIチャットボット、アンケート、チャットをまとめて扱える顧客対応ツールです。
主な機能
- FAQを更新すると、その内容が即時でチャットボットの回答に反映される仕組みです。
- 公式サイトでは、FAQがあれば3分で作成可能とうたっています。
- 利用状況の可視化として、アクセス数・会話数、テキストマイニング結果、回答へのGood / Bad評価を確認できます。
- LINE公式アカウントと連携でき、LINE上の質問にもAIチャットボットが回答します。
- LINE公式アカウントのメッセージ課金対象ではないため、追加費用はかからないとしています。
- Slack連携により、社内を中心とした問い合わせにもAIチャットボットで回答できるとしています。
料金の掲載内容
- プラン比較表では、AIチャットボットはエンタープライズプランとプロフェッショナルプランの項目に記載があり、スタータープランとフリープランは対象外の表示です。
- プロフェッショナルプランは¥ 11,980/月(税抜)、初期費用無料で、利用ユーザーは10人です。
- エンタープライズプランは¥ 25,400/月(税抜)、初期費用¥50,000(税抜)で、年間契約・銀行振り込みのみ、利用ユーザーは11~30名です。
- 有料プランのプロフェッショナルプランとスタータープランには、14日間の無料トライアルがあります。
- 導入・運用サポートとして、フォームやFAQの初期設定の代行、FAQコンサル、問い合わせ対応の代行などが案内されています。
- 導入実績は70,000アカウントと掲載されています。
向いている会社
- FAQページと問い合わせフォームを整備しながら、チャットボットも一体で運用したい会社
- 新たにQ&Aを作り直すより、今あるFAQの更新を中心に運用負荷を抑えたい会社
- Webサイトに加え、LINEやビジネスチャット経由の問い合わせもまとめて減らしたい会社
参照:Tayori AIチャットボット 公式サイト/Tayori 料金プラン
チャネルトーク(AIエージェント ALF)
チャネルトークのAIエージェント ALFは、顧客対応に特化したAIとして紹介されています。
主な機能
- ALFは、チャネルトーク上のドキュメントをもとに関連情報を探し、回答を生成します。
- ドキュメントの該当箇所に直接飛べるリンクを発行できるとしています。
- ドキュメント機能は33ヶ国語に対応するとしています。
- 製品群には、Webチャット、電話、ワークフロー、CRM、マーケティングなどが並んでいます。
- Open APIを活用したカスタマイズも案内されています。
料金の掲載内容
- 有料プランを契約すれば、ドキュメントの全機能を制限なしで使えると案内されています。
- 無料プランでもドキュメントの作成件数に制限はないとしています。
- ALFを含む具体的な料金は、公式サイトの料金ページで最新のプランを確認する必要があります。
向いている会社
- ヘルプ記事や利用ガイドなどのドキュメントを整備し、それを回答の土台にしたい会社
- チャット対応だけでなく、顧客データの管理やメッセージ配信もまとめて見直したい会社
- 海外の顧客を含めて問い合わせ対応を整えたい会社
参照:チャネルトーク 公式サイト
RICOH Chatbot Service
RICOH Chatbot Serviceは、Q&A型と生成AI型の両方を提供するチャットボットです。
主な機能
- Q&A型は、Excelに質問と回答を入力してインポートするだけで利用できるとしています。
- 生成AIチャット Proは、まずQ&Aで回答し、該当がなければ社内ドキュメントを横断的に検索して回答する仕組みです。
- Microsoft Teams、LINE、LINE WORKS、kintone上で動かせるとしています。
- Enterpriseプランと生成AIチャットのラインナップは、日本語のほか英語、中国語、韓国語などに対応しています。
- ITreview Grid Award 2026 Summerのチャットボットツール部門とヘルプデスクツール部門で「Leader」を受賞したと掲載されています。
料金の掲載内容
- Q&AシリーズのStarterは¥18,000/月額(消費税別)でQA数50、Standardは¥50,000/月額(消費税別)でQA数200です。
- Enterpriseは別途お見積もりで、QA数は10,000です。
- 有人対応ができるのはStandardとEnterpriseのみです。
- Enterprise版は、シナリオのカスタマイズや多言語対応ができ、運用時にSEによるサポートがつきます。
- 生成AIチャットのラインナップは、各プランの金額を問い合わせる必要があります。
- 30日間の無料トライアルで使用感を確認できます。
向いている会社
- まずは正確さを優先してQ&Aで答え、答えられない質問だけを生成AIに任せたい会社
- 総務・人事・ITなど、社内問い合わせの削減を主な目的とする会社
- ビジネスチャットや業務アプリなど、既存の社内ツール上で使いたい会社
参照:RICOH Chatbot Service 公式サイト
IZANAI Powered by OpenAI(イザナイ)
IZANAI Powered by OpenAIは、Webサイト訪問者の疑問にAIがその場で答え、問い合わせや資料請求などのCVにつなげるAIチャットボットです。
主な機能
- WebサイトのURLのほか、PDFやExcelなど複数のデータを登録できます。
- シナリオ作成なしに、ノーコードで最短約3分からAIチャットボットを作成できると案内されています。
- PDFのAI-OCRによる読み取りは、Standard以上のプランが対象です。
- AIが回答の正確性を自動で判断したり、誤回答を完全に検知したりする機能はないと、公式FAQに明記されています。
- 専任担当が初期設定から運用まで支援するとしています。
料金の掲載内容
- 初期費用0円・月額0円から始められるとしています。
- 会話数は「1質問1回答」を1会話として数えます。
- アップロードできるファイルは1ファイルあたり30MB以内です。
- 導入の流れは、デモ環境の発行、目安1ヶ月の検証、契約、正式運用開始の順です。
向いている会社
- 問い合わせ削減よりも、Webサイトからの資料請求や問い合わせの獲得を重視するマーケティング部門
- 既存のWebサイトや資料をそのまま使い、シナリオ設計の手間をかけずに始めたい会社
- 本契約の前に、自社サイトで効果を確かめてから判断したい会社
参照:IZANAI Powered by OpenAI 公式サイト
DSチャットボット
DSチャットボットは、株式会社ディーエスブランドが提供するAIチャットボットです。
主な機能
- WebサイトのURLやPDFファイルを登録するとAIが自動で学習し、ホームページにタグを一行入れるだけで導入できるとしています。
- AIによる履歴分析機能で、よくある質問の傾向や追加すべきコンテンツをレポートとして出力します。
- ポップアップバナー表示機能で、ページごとに異なるバナー画像を表示できます。
- 多言語オプションを利用すると、80言語以上での質問対応が可能です。
- アップロードした資料やデータは、外部の生成AIの学習用途には利用されないとしています。
料金の掲載内容
- 初期費用不要で、月額5,500円(税込)から利用できます。
- 応答率98%以上の電話サポートが標準で提供されています。
- チャットボットの運用代行や高度なコンサルティングは提供していないと明記されています。
向いている会社
- IT専任者がおらず、兼務の担当者が少ない工数で運用したい会社
- 予算を抑えて小さく始め、反応を見ながら改善したい会社
- 運用は自社で行う前提で、操作や活用の相談先を確保しておきたい会社
参照:DSチャットボット 公式サイト
自社に合うタイプの見極め方(向いている会社)
製品ごとの特徴を踏まえ、自社がどのタイプに当てはまるかを整理すると候補を絞りやすくなります。HVLが支援の現場でよく見るパターンは、次のとおりです。
- まずは低コストで試したい小規模な会社 無料プランや低価格帯から始められる製品で、Webサイトの問い合わせがどの程度置き換わるかを小さく確かめるのが現実的です。効果が見えてから上位プランを検討すれば、無駄な投資を避けられます。
- FAQがすでに整っている会社 FAQを回答の元にできる製品や、Q&Aを取り込める製品が候補です。FAQを直すとチャットボットにも反映される仕組みなら、運用の手間を一本化できます。
- 資料やWebページはそろっているがFAQがない会社 資料を読み込ませて生成AIが回答する型が候補です。ただし元資料の古い記述や表記ゆれがそのまま回答に出るため、資料の棚卸しを並行して進める必要があります。
- 社内問い合わせを減らしたい会社 従業員が日常的に使うビジネスチャットや業務ツールと連携できるかが重要です。新たな画面を開かせる仕組みは定着しにくいため、使う場所を優先して選びます。
- 回答の正確性が強く求められる会社 契約・料金・法令に関わる問い合わせが多い場合は、Q&Aで確定した回答を優先し、判断が必要な質問は有人対応へ切り替えられる構成が安心です。
- 見込み顧客の獲得を重視するマーケティング部門 回答の後に資料請求や問い合わせへ案内する導線を作れるか、質問ログをWebサイトの改善に生かせるかを重視して選びます。
どの製品が当てはまるかは、前章の各製品の「向いている会社」と、公式サイトの最新情報をあわせて確認してください。
AIチャットボットの導入手順
AIチャットボットは、設置しただけでは成果につながりません。次の順で進めると、検証から本番運用までが滑らかになります。
- 目的と対象範囲を決める 「どの種類の問い合わせを減らすのか」「Webサイトからの資料請求を増やすのか」など、目的を一つに絞ります。あわせて、現状の問い合わせ件数と内訳、対応にかかっている工数を把握しておくと、導入後の効果を比べられます。
- 回答の元になるデータを棚卸しする FAQ、製品資料、料金表、利用規約、社内規程など、回答に使う情報を洗い出します。古い情報や部署ごとに内容が違う資料は、この段階で整理します。
- 候補を絞り、無料プランやトライアルで検証する 実際に寄せられた質問を数十件用意し、候補製品に同じ質問を投げて回答の正確さ、答えられなかった質問の扱い、管理画面の使いやすさを比べます。
- 評価指標をもとに本番化を判断する 正答率や解決率、有人対応への切り替え率など、事前に決めた基準で判断します。検証の設計は生成AI PoC 進め方|評価指標の設計と本番化の判断基準を解説が参考になります。
- 運用体制を決めて公開する 回答データの更新担当、ログ確認の頻度、有人対応の窓口を決めてから公開します。最初は対象ページや対象部署を限定して公開すると、問題があっても影響を抑えられます。
- ログを見て改善し、効果を測る 答えられなかった質問や評価の低い回答を定期的に確認し、データを補います。問い合わせ削減やCVへの貢献を経営に説明するための指標は、マーケティング AI ROI 可視化|指標設計と経営説明の進め方で整理しています。
AIチャットボット導入時の注意点
- 生成AIの回答は誤りがゼロにはならない 回答範囲の制限や出典の表示、有人対応への切り替えなどで誤回答の影響を抑える設計にしておきましょう。料金や契約条件など誤りが許されない内容は、Q&Aで確定した回答を登録しておくと安心です。
- 元データの鮮度を保つ 料金改定やサービス変更をWebサイトに反映しても、チャットボットの学習データが古いままだと、古い情報で回答してしまいます。更新の手順と担当者を決めておくことが欠かせません。
- 料金は条件をそろえて比較する 月額の表示だけで比べると、ユーザー数やサイト数の追加、連携オプション、年契約の条件などで想定より総額が膨らむことがあります。利用規模を決めたうえで見積もりを取りましょう。
- 個人情報や機密情報の扱いを確認する 学習させるデータに個人情報や社外秘の情報が含まれていないか、利用者がチャットに入力した内容がどう保存されるかを確認します。社内のリスクの洗い出し方は生成AI 情報漏洩 対策の進め方|社内利用のリスク洗い出しから始める実践ガイドを参照してください。
- 社内ルールと運用責任を明確にする チャットボットの回答内容に誰が責任を持つのか、どの情報を学習させてよいのかを決めておきます。ルール作りは生成AI 社内ガイドラインの作り方|利用範囲・禁止事項・承認フローを解説も参考になります。
- 有人対応への引き継ぎを設計する チャットボットで解決しない問い合わせを、メールや電話、有人チャットへどう引き継ぐかを決めておかないと、かえって顧客満足度を下げるおそれがあります。
よくある質問
無料で試せるAIチャットボットはありますか?
無料プランや無料トライアルの有無は、製品によって異なります。
IZANAI Powered by OpenAIは、Freeプランなら0円から利用できると案内しています。
RICOH Chatbot Serviceは、30日間の無料トライアルを実施しています。
DSチャットボットは、無料体験版で全機能を試せるとしています。
無料期間は短く感じやすいため、検証したい質問のリストと評価基準を事前に用意してから申し込むと、期間を有効に使えます。
シナリオ型と生成AI型は、どちらを選べばよいですか?
問い合わせの内容が定型的で、回答を一字一句管理したい場合はシナリオ型やQ&A型が向いています。表現のばらつきが大きく、回答の元になる資料が多い場合は生成AI型が候補になります。
RICOH Chatbot Serviceの生成AIチャット Proのように、まずQ&Aで回答し、該当がない場合に社内ドキュメントを検索する設計の製品もあります。
どちらか一方に決めきれない場合は、両方を組み合わせられる製品を候補に入れ、トライアルで比べるのが現実的です。
登録したデータが外部AIの学習に使われないか心配です。どう確認すればよいですか?
公式サイトのFAQやセキュリティに関する説明、利用規約で、登録データの保存先と利用範囲を確認します。
例えばIZANAI Powered by OpenAIは、登録された学習データをプライベートベクトルDBに格納し、ChatGPTサービスには再利用しないと説明しています。
DSチャットボットも、アップロードした資料やデータを外部の生成AIの学習用途に利用しないとしています。
記載が見当たらない場合は、契約前に書面で確認しておくと安心です。
社内の問い合わせ対応にも使えますか?
社内向けに使える製品もあります。従業員が普段使うツールと連携できるかが選ぶときのポイントです。
Tayoriは、システム開発やアプリ連携のコストをかけずに、Slackでの社内の問い合わせにAIチャットボットで回答できるとしています。
RICOH Chatbot Serviceは、社内のドキュメントを登録して自社独自の生成AI環境を構築できる「生成AIチャット from 社内ナレッジ」をラインナップしています。
まとめ:AIチャットボット比較は「目的」と「運用体制」から始める
AIチャットボットは、回答の作り方、料金の単位、サポートの範囲が製品ごとに大きく異なります。比較の際は、まず「社外か社内か」「問い合わせ削減かCV獲得か」という目的を決めます。そのうえで、回答の元データの状況と、社内で確保できる運用の手間に合う製品を選ぶことが大切です。候補を絞ったら、実際の質問を使ってトライアルで検証し、事前に決めた基準で本番化を判断しましょう。
2026年10月時点で各社の公式サイトに掲載されている情報をもとにしています。最新の料金・仕様は各社公式サイトでご確認ください。
自社に合うツールの選定や、問い合わせ対応・マーケティングへのAI活用の進め方に迷った場合は、無料マーケティング診断で現状を整理するか、お問い合わせからHVLへご相談ください。